鳥レバーを使ったレバニラ炒めのレシピとレバーの下処理/下ごしらえ
牛や豚のレバーではなく、臭みの少ない鳥レバーを使ったおいしいレバニラ炒めの作り方です。
レバニラ炒めが失敗する原因は、火を通しすぎることで発生する臭みとパサつきがほとんど。臭みの少ない鳥のレバーを使うことと、中華のプロが作るように一度油通しをすることで本当に美味しいレバニラ炒めに。
レバーの下処理/下ごしらえから臭みの出ない作り方のコツまで、レバーが苦手な方でも美味しくいただくことの出来る、おいしいレバニラ炒めのレシピです。
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■材料 2~3人分
- ・鳥レバー/鳥肝…300g
- ・ニラ…1束
- ・もやし…100~150g
- ・生姜…5g
- ・にんにく…1片
- ・サラダ油…適量
- ・ごま油…大さじ1
- ・片栗粉…適量
■調味料/たれ
- ・醤油…大さじ1と1/2
- ・砂糖…小さじ1
- ・酒…大さじ1
■鳥レバーの下処理/下ごしらえ
・流水で汚れや血の塊を流し、食べやすい大きさに切り分ける。
★ざっと水に流して汚れや血の塊を取り除きます。
臭みのない鳥レバー
牛や豚レバーの下処理と混同されることがありますが、臭みの少ない鳥レバーは牛乳につけたりする必要はなく、汚れや血の塊を取り除きながらざっと流水で流すだけ。 豚レバーの臭み抜きのように牛乳につけると、逆に旨味や栄養が流れ出てしまうことになります。
鳥レバーの臭みの原因は火を通しすぎることがほとんど。一度素揚げ(油通し)することで炒める際の加熱時間を短縮し、火を通し過ぎないようにすることで、中華料理屋さんのようなおいしいレバニラ炒めに仕上げます。
■鳥ハツの下ごしらえ/下処理
・縦に切れ目を入れて開く。
・血の塊を取り除き、ざっと水で流す。
★鳥の心臓部分にあたるハツは、中に血の塊があるので取り除きます。白い脂肪部分を取り除く丁寧な下処理もありますが、それほど気にしなくても問題ありません。
■鳥レバーを調味液/たれに漬ける
・ニンニク、生姜をすりおろす。
・ボウルに酒、醤油、砂糖を混ぜて調味液を作る。
・下処理した鳥レバーとすりおろしたニンニク、生姜を入れる。
・軽くもみこんで10分程度置く。(時間外)
■鳥レバーを油通し/素揚げする
・調味液から鳥レバーを取り出し、片栗粉をまぶす。
・片栗粉をまぶした鳥レバーをよく混ぜる。
★レバーを取り出した後に残った調味液は、炒める際の味付けになるのでとっておきます。
・多めのサラダ油をフライパンで熱し、片栗粉をまぶしたレバーを揚げるようにざっと油通しする。
・鳥レバーを取り出し、油を切っておく。
★軽く揚げるような感じでざっと表面に火を通したらレバーを取り出し、油は戻します。
■ニラとモヤシ、鳥レバーを炒める。
・モヤシを洗い、ニラを4~5cm程度に切りそろえる。
・油通しをしたフライパンに香りづけ程度のゴマ油を引く。
・強火でフライパンを熱し、モヤシとニラ、残った調味液とレバーを入れ、ざっと炒める。
おいしいレバニラ炒めのコツ
モヤシとニラ、レバーを短時間に強火でざっと炒めることで美味しいレバニラ炒めに。
油通し後の余熱で鳥レバーはほとんど火が通っているので、もやしとニラ、鳥レバーを入れたらを油を絡めるように強火で炒め、シャキッとした食感が残るうちに火を止めると、 余計に火を通してしまうことも無く、臭みのないおいしいレバニラ炒めになるかと思います。
■盛り付ける
鳥レバーを使ったおいしいレバニラ炒めの出来上がりです。
油通しと余熱で火を通した鳥レバーをざっと炒めるだけなので、火が通り過ぎず臭みのないレバニラ炒めに。 下処理がほとんどいらない鳥レバーは鉄分やビタミンAも残りやすいので、栄養価の高い美味しいおかずになります。
ちょっとした火加減のコツで、ふわとろ食感のおいしい鶏レバー炒めに。鶏レバーの下処理からパサパサしない炒め方まで…
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