蒸し鶏のネギたれ

胸肉もしっとりジューシー、おいしい蒸し鶏のネギたれのレシピ

胸肉をしっとりと仕上げるコツから、フライパンを使った蒸し方まで。簡単でおいしい蒸し鶏のネギたれのレシピです。

■材料 2人分

• ・鶏胸肉…1枚
• ・生姜…薄切り1枚
• ・酒…大さじ1

■ブライン液

• ・水…200cc
• ・塩…10g
• ・砂糖…10g"

■たれ

• ・長ねぎ…7～8cm
• ・にんにく…1/2片
• ・生姜すりおろし…5g
• ・醤油…大さじ1
• ・酢…大さじ1/2
• ・砂糖…小さじ2
• ・ごま油…小さじ1

調理時間：18分（時間外を除く）

カロリー：224kcal/1人分

■ブライン液に漬け込む

・水200ccに塩10gと砂糖10gを入れ、溶けるまでよくかき混ぜる。

・鶏胸肉をジップロックやビニール袋に入れ、ブライン液を注ぐ。

・空気を抜きながら袋を閉じ、冷蔵庫で寝かせる。（漬け込み時間は下記を参照 ※時間外）

★袋ごとどんぶりに入れて寝かせると、液漏れの心配もありません。

ブライン液でしっとりとジューシーに

水と塩、砂糖を混ぜ合わせるだけの簡単なものですが、このブライン液に漬け込むだけで、びっくりするほどしっとりとジューシーな蒸し鶏に。

漬け込み時間は2～4時間。余裕があればひと晩寝かせると、よりしっとりとやわらかい仕上がりに。下味も付いて旨味のある蒸し鶏ができあがります。

2時間程度の漬け込みの場合は、数箇所フォークを刺して穴を開け、よく味がしみ込むようにしてください。

※ブライン液について、くわしくはブライン液の作り方とブライン液を使ったおすすめレシピを参照。

■鶏胸肉を蒸す（フライパン、または鍋の場合）

・深めの皿に水気を切った鶏胸肉を置き、酒大さじ1をふって生姜の薄切りを乗せる。

・フライパン、または鍋に皿を置き、浅く水を張ってフタをする。

・中火にかけ、沸いたら中弱火に落として12～15分蒸す。

・時間が来たら火を止め、フタをしたまま粗熱が取れるまで置いておく。

★皿に水が入らないように注意。蒸した際に出る鶏スープもたれに使います。

せいろ、蒸し器の場合

蒸し器はフライパンや鍋と同様、皿に置いて蒸し器へ。せいろの場合はクッキングシートを敷き、鶏スープがこぼれないようにします。

■ネギたれを作る

・長ねぎとにんにくをみじん切り、生姜をすりおろす。

・小皿に醤油と酢、砂糖、ごま油を入れてよく混ぜ合わせる。

★他、お好みで薬味用に小ねぎを適量。

・鶏胸肉を蒸した皿に残る鶏スープを、たれの入った小皿に加える。

・切り分けた長ねぎとにんにく、生姜を入れて混ぜ合わせる。

★レシピでは鶏スープ60g（大さじ4）を使用。鶏スープの量は胸肉の大きさでも変わるので、量が多すぎるといったときは味見をしながら調整してください。

鶏スープでぐんとおいしいネギたれに

胸肉を蒸した際に出る鶏スープは旨味抜群。ブライン液でしっかりと味も付いているので、ちょっと手を加えればこれだけで一品スープになるぐらいです。

たれとこの鶏スープを合わせることで、ぐんと旨味のあるおいしいネギたれに。下味の付いたしっとりとジューシーな蒸し鶏と、相性抜群のたれに仕上がります。

■盛り付ける

・蒸し鶏を切り分けて皿に盛り付け、ネギたれを回しかける。

・お好みで小口切りにした小ねぎや花椒、粗挽きこしょうをふりかける。

蒸し鶏のネギたれの出来上がりです。

ブライン液の効果でぱさつきがちな胸肉も、びっくりするほどしっとりとジューシーに。

鶏スープを使ったネギたれとも相性抜群。鶏の旨味をしっかりと味わえる、おいしい蒸し鶏のレシピです。