主婦が本気（マジ）で自家製ラーメンを作ってみた！[PR]

こんにちは、主婦A子です。

週刊誌やニュースで世間をにぎわす主婦A子さんも多々おりますが、もう少し健全な料理研究家の主婦A子です。

いかがわしいペンネームですいません。

某月某日、とある週末の金曜日。

清純、貞淑、料理好きのできた女を演じつつ、夕餉の支度をするおっ母の元に、アホンダラの旦那から届いた通知。

ブチっというのはキレた音でございます。

チビ助を生んでから此の方、"乳児幼児はご遠慮ください"の通達に怯え、いまだにおいしいラーメン屋さんにも行けず…

たまにテレビで観るような、タレントさんがいただいている名店ラーメンにいつか行ってみてえ、と切に願っていたところ、野郎は本日行くのだとかなんとか…

料理が唯一の趣味という地味な女ではありますが…

そんな主婦だって、そんな主婦だってな…

たまには子育てから開放されて、こういうラーメンが食べたいんだYO!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ということで、↑これを作ります。

作るというからには本気（マジ）です。

主婦でも本気出せば、ラーメンぐれえ作れるんだぜっという感じで魂心の一杯をぶっちぎります。

まず用意するのは骨（豚）×骨（鶏）

豚骨と鶏がらをベースに、くつくつとじっくり煮込み、極上のラーメンスープを生み出します。

ほか、かつお節に昆布、丸鶏代わりの鶏むね肉1枚、にんにく、玉ねぎ、にんじん、その他もろもろけっこうな量の食材。

これに煮玉子用の玉子やチャーシュー用の豚肩ブロック、トッピング用のほうれん草などなど、魂心の一杯を作るためには材料費もかさみますが…

でも大丈夫。

主婦には強い味方の「セディナカードJiyu!da! （キティちゃんのやつ）」がありますから。

ではでは、そんな感じでかつお節と昆布はひと晩水につけて水出しを。

煮込み過ぎると雑味の出やすい和風出汁ですが、時間がかかっても水出しすることで、大変お上品なうま味のだし汁に。

豚骨と鶏ガラも数時間水につけてしっかりと血を抜き、これを力のかぎり叩き割っておきます。

下処理をした豚骨と鶏ガラ、にんにく、玉ねぎ、ネギの青いところなど、各材料をすべて鍋に放り込んだら水を注ぎ、たっぷりの酒をプラス。

あとは弱火でくつくつと、アホンダラの旦那へ呪いの唄を口ずさみながら、5時間6時間とじっくり煮込みます。

途中でチャーシュー用の肉もスープといっしょに煮込み、醤油だれに漬け込んで冷蔵庫でひと晩～ふた晩。

1時間半ほど弱火でじっくり煮込むと、切ればうっすらピンク色、スープで温まるとほろっとくずれるような、やわらかいチャーシューに。

漬け込む醤油だれは醤油と酒をひと煮立ちさせた煮切り醤油。これは最後に煮詰めてラーメンのたれとしても使用。

また、重要なトッピングである煮玉子も、かつお節で出汁をとった出汁醤油に5日ほど漬け込み、黄身が飴色の煮玉子に。

チャーシュー、煮玉子ともに漬け込み時間があるので、ラーメンスープのできあがりとタイムラグがありますが、そこは上手に調整します。

煮込みながら水出ししたかつお節と昆布の和風だしを少しづつ注ぎ、最終的に3～4杯分のラーメンスープに。

くずれた具材に見た目がなんともあれですが、このあと濾すことできれいなスープができあがります。

煮込み中はかなりの豚骨臭が出るので注意、自宅が数日とんこつラーメン屋さんの香りに包まれることは必至です。

沸騰させないようにじっくりと煮込んだスープを濾せば、清らかに澄んだ清湯スープ。

動物出汁に野菜出汁、かつお節と昆布の和風出汁でうま味マシマシ。

旨味成分グルタミン酸とイノシン酸の相乗効果に偉大なるフォースの力も働き、うなるぐれえうまいラーメンスープができあがりました。

と、ラーメンスープはできたものの、名店にはまだほど遠く…

ここまでにチャーシューの漬け込みにふた晩、煮玉子の漬け込みに5日。

ほか、和風出汁の水出しにひと晩、スープの煮込みに6時間とけっこうな労働時間になりますが、まだ終わりません。

主婦が本気（マジ）と言ったのですから…

至極の一杯を作り上げるために、とことんぶっちぎります。

では、さらなる高みを求めて小麦粉を用意。

強力粉、薄力粉を半々にざるで漉します。

かん水代わりの重曹と塩を溶いた水、小麦粉を合わせてざっとまるめ…

踏んづけたり伸ばしたりを数回くり返し…

ぐんと伸ばして我が愛機であるマシーンに通せば…

ふわっと香る小麦粉の香りにつるっとしたのどごしの、おいしい自家製中華麺のできあがり。

名店、老舗のラーメンを目指すのであれば、スープだけでなく麺も自力で。

ラーメンスープだけでは本気（マジ）度が足りず。

やると言ったからには麺打ちまでこなしてこそ。主婦の本気（マジ）度MAXがご理解いただけたかと思います。

さあ、あとは煮詰めたチャーシューのたれとスープを合わせ、トッピングを盛り付けるだけ。

主婦が本気（マジ）で作った自家製ラーメンとは…

どん! これが本気（マジ）自家製ラーメン!

豚骨や鶏がら、鶏むね肉のほか、ていねいに水出しした和風出汁にたっぷりと加えた野菜の出汁で、ぐんとうま味の増した絶品のラーメンスープに。

無化調ながらも深みのある味わいに、チャーシュー用豚肩ブロックの脂と鶏むね肉の皮から出る鶏油が、こってりとした重厚なうま味をプラス。

あっさりとしていながらも重厚、あと引くうまさの飲み干す一杯に仕上がっています。

化調にたよらない無化調ラーメンはまさしく名店の味!、というのは少し言い過ぎですが、ひとくち食べてみんながおいしい!と声が上がるラーメンは、こうして再現することができるんだよ!アホンダラの旦那ああああああああああ!

…ということで、主婦の本気（マジ）自家製ラーメン。セディナカードJiyu!da! のおかげで、作って楽しい食べておいしいと絶品の一杯に仕上がりました。

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ごちそうさまでした♥