簡単! おいしい手打ちうどんの作り方
材料は小麦粉(中力粉)と塩、水だけ。小麦粉と塩水を混ぜ合わせたら踏んでもみ込み、切り分ければできあがりと作り方は簡単。しっかりとコシのある、おいしい手打ちうどんのレシピです。
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■材料 5人分
- ・小麦粉(中力粉)…500g
- ・塩…15g
- ・水…230cc
- ・片栗粉(打ち粉用)…適量
■材料の下準備
・ボウルにざるでふるいながら小麦粉を入れる。
・水に塩をくわえ、よくかき混ぜて溶かす。
★分量は量りを使って正確に。
・小麦粉(中力粉)…500g ・塩…15g ・水…230cc
■水合わせをする
・ボウルに入った小麦粉の中心にくぼみをつける。
・塩水を注ぎ、スプーンを使ってかき混ぜながら、ぼそぼそと全体にむらなく混ざった状態にする。
・手で体重をかけながらひとまとめにする。
★水合わせは大きな塊が出来ないように、全体に小さくぼそぼそとした状態にします。
水の分量
水の分量は正確に量れば夏場と冬場で10%ほど変わりますが、この水分量の調整と見極めが非常にむずかしいところ。
レシピの分量は季節に関係なく、ご家庭でも楽しみながらお手軽に作れる分量となっているので、作った塩水をすべて使い切っていただければと思います。
■生地を踏んでもみ込む
・まとめた小麦粉のかたまりを、大きめのビニール袋に入れる。
・両足を使って踏み込み、直径30~40cmぐらいになるまで広げ伸ばしながら生地にする。
★踏み込んでいくうちに、生地の表面がなめらかになってきます。
・一旦ビニール袋をはずし、伸ばした生地を折り込みながら丸くまとめる。
・再度踏み込み、生地を広げ伸ばす。
踏み込む回数でコシが出る
踏み込み回数は基本的に2回。回数を増やせば増やすほどコシのあるうどんになりますが、4回5回と踏み込むとコシの強さというよりも、かなり固いうどんになります。
はじめて作る時は踏み込みを2回にし、一度食べてみてさらにコシを出したいといった時は、次回から踏み込み回数を増やしてみて下さい。
■生地を休ませる
・出来上がった生地をまるくまとめ、ビニール袋に入れたまま30分ほど休ませる。
★休ませることで固くなった生地がやわらかく戻ります。
■生地を伸ばす
・台に打ち粉(片栗粉)をふる。
・休ませた生地を麺棒、またはすりこぎで少しづつ伸ばす。
★なるべく長方形になるように、角を作りながら伸ばします。
・最終的に2~4mmぐらいの厚さになるまで伸ばす。
★長方形の短い方の辺が、30cmぐらいの長さになるようにします。
麺の太さ
手打ちうどんはゆでると1.5倍ぐらいにふくれるので、2~4mmとゆで上がりを想定しておこのみの太さになるまで生地を伸ばして下さい。
■生地を切り分ける
・伸ばした生地を横にして、縦半分に折る。
・包丁を使い、5~8mmぐらいの幅で切り分けていく。
・切り分けたら全体に打ち粉をふり、うどんがくっつかないようにする。
★生地の厚みと同様、おこのみの幅で切り分けて下さい。
■手打ちうどんのできあがり
手打ちうどんのできあがりです。
中華麺やパスタなど、麺打ちとなると少しむずかしいイメージがありますが、一番簡単なのがこんな手打ちうどん。特殊な道具や材料も要らず、普段から自宅にあるもので作ることが出来ます。
少し時間と手間がかかりますが、作り方は意外にも簡単。休日にお子様と一緒に作っても楽しいひと時に。自宅で作る手打ちうどんでも、讃岐うどんのようなしっかりとコシのあるおいしいうどんに仕上がります。
手打ちうどんのゆで方と保存
手打ちうどんのゆで時間は太さにもよりますが、たっぷりの沸騰させた湯で7~10分ぐらいを目安に、時々味見をしながらゆでます。
ゆで上がったら必ず一度流水で流し、しっかりと冷水で締めることでよりコシのある手打ちうどんに。あたたかいうどんつゆでいただく場合も、一度冷水で締めてから、熱湯にざっとくぐらせて盛り付けます。
保存は湿気がこもらないように1玉づつキッチンペーパーにやさしく包み、フタ付きタッパーに入れて密閉保存を。冷蔵庫で4~5日ほど保存可能となります。
うどんの小麦粉は中力粉を
小麦粉の種類の違いはグルテンというタンパク質の量。グルテンは薄力粉<中力粉<強力粉の順に多く含まれ、グルテンの量はそのまま麺や生地のコシにつながります。
ケーキや天ぷらなど軽い食感にするなら薄力粉、コシや固さが必要な麺やパンには強力粉、中間のうどんには中力粉という具合に調理によって使い分けを。
とくに国産の中力粉は、そのほとんどがうどん用に作られたもの。おいしいうどんを作るために栽培した小麦を使っているので、国産の中力粉がいちばんうどんに合う小麦粉となります。
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