おいしい高野豆腐の煮物のレシピ
高野豆腐にだし汁をしっかりとしみ込ませて、おいしい含め煮に。高野豆腐の戻し方から味付け、煮込み時間など。誰もがおいしく作れる高野豆腐の煮物レシピです。
高野豆腐と凍り豆腐、凍み豆腐。
高野豆腐、凍り豆腐、凍み豆腐と土地柄によっても呼称が変わりますが、元は冷凍した豆腐を熟成、乾燥させた凍り豆腐、または凍み豆腐の事。
凍み豆腐は主に東北地方、凍り豆腐は西日本での呼び方になりますが、高野山で製造される凍り豆腐が精進料理として広く知られることになり、今では凍り豆腐というよりも、高野豆腐として一般的に流通。他、連豆腐やちはや豆腐と呼ばれることもありますが、製造方法、調理方法ともに同じ食材となります。
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■材料 3人分
- ・高野豆腐…6×7cmぐらいのものを3個(50~60g)
- ・しいたけ…3個
- ・にんじん…1/3~1/2本(60~70g)
- ・だし汁…300ml ※または水300ccにだしの素を規定量溶いたもの。(ほんだしの場合、小さじ1)
- ・醤油…大さじ1
- ・酒…50ml
- ・砂糖…大さじ1
- ・みりん…大さじ1
■高野豆腐を戻す
・ボウルにぬるま湯(50度前後)を注ぎ、高野豆腐を入れる。
・途中ひっくり返して10~15分ほどつける。(時間外)
・両手のひらで挟み、しっかりと水を切る。
・食べやすい大きさに切り分ける。
★湯戻し不要となっている高野豆腐でも、しっかりと湯戻しすることでおいしい煮物に仕上がります。
★画像の高野豆腐はスーパーでよく売られている約6×7cmのもの。これを十字に切り分け4等分にしています。
■野菜を切り分ける
・しいたけの軸を切り取り、縦2等分に切り分ける。
・にんじんの皮を剥いて5~6mmの輪切りにする。
★小さいしいたけの場合は、2等分にせずそのまま丸ごと1個を使います。
■高野豆腐の煮汁を作る
・だし汁300ml、または水300ccに、だしの素を規定量溶いたものを用意する。
・鍋にだし汁と醤油、酒、砂糖、みりんを入れ、ひと煮立ちさせる。
★ほんだしを使う場合、水300ccに対して小さじ1になります。
・醤油…大さじ1 ・酒…50ml ・砂糖…大さじ1 ・みりん…大さじ1
お好みの味付けに
和食の煮物は塩気や甘味など、味の濃さに好みが出るところ。
レシピの分量は薄めの味付けになっているので、味見をして薄いようなら醤油、甘みが足りないようなら砂糖を加え、各ご家庭に合うお好みの味に調整していただければと思います。
■高野豆腐を煮込む
・煮汁の入った鍋に高野豆腐とにんじん、しいたけを入れ、10分ほど煮込む。
★火加減は沸くまで中火~中強火。沸いたら弱火に落とし、にんじんがやわらかくなるまで10~15分ほど煮込みます。
★落し蓋は不要。途中何度かスプーンで煮汁をかけるか、煮汁が全体にかぶるように鍋を揺すります。
緑のもので彩りよく
和食の煮物は地味な色合いになりやすいので、緑のものを入れると見た目にもおいしい一皿に。
高野豆腐の煮物には、茹でた絹さやを入れるレシピが多いかと思いますが、便利なのが冷食の枝豆。
冷凍庫に一袋ストックがあればいつでも使えるので、彩りのために絹さやを用意する必要もなし。盛り付け時に高野豆腐の上に数粒乗せるだけで、彩りの良い煮物に仕上がります。
解凍時間は流水でざっと流しておけば数分。高野豆腐の煮込み時間が残り30秒ほどになったら、解凍した枝豆を加えてざっと煮込めば、見た目も味もおいしい高野豆腐の煮物になります。
■盛り付ける
・深皿に具を盛り付け、上から煮汁をかける。
おいしい高野豆腐の煮物の出来上がりです。
小鉢に盛り付ければあともう一品といった時に便利。冷めてもおいしいので、多めに作り置きしてもいいかと思います。
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