アサリやハマグリはもちろん、お安いホンビノス貝を使っても◎、おいしいクラムチャウダーのレシピ。
貝とベーコンの旨味がおいしい、牛乳ベースのニューイングランド風クラムチャウダーです。
アサリやハマグリはもちろん、お安いホンビノス貝を使えば本場アメリカのボストンクラムチャウダーに。手順を追えば作り方は簡単。市販の缶詰やレトルトよりもずっとおいしい、クラムチャウダーの簡単レシピです。
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■材料 4~6人分
- アサリやハマグリ、ホンビノス貝など…300g~(殻付き)
- 玉ねぎ…1/2個
- じゃがいも…1個
- ニンジン…1/3~1/2本
- ベーコン…50~80g
- 白ワイン…100ml
- 水…100cc
- 牛乳…400ml
- 小麦粉…大さじ2
- バター…10g
- 塩…適量
- 胡椒…適量
- パセリ…適量
■材料の下準備
・ニンジンとじゃがいも、ベーコンを1cm弱の角切りにする。
・玉ねぎを大きめのみじん切りにする。
・パセリをみじん切りにする。
★分量は画像を目安に。やや具だくさんのクラムチャウダーになります。
★玉ねぎはニンジンやジャガイモに合わせて大きくみじん切りにします。
■アサリやハマグリ、ホンビノス貝を砂抜きする
・あればバット、無ければフライパンや鍋に網を敷く。
・海水程度の塩水(※塩分濃度3%、500mlの水に対して塩大さじ1)を作って入れる。
・貝が水面から少し出るぐらいの水量で、重ならないように並べる。
・冷蔵庫などの冷暗所に2~3時間置いて砂抜きする。(時間外)
★画像はホンビノス貝。砂抜きはアサリやハマグリと同様です。
★水の量は少し殻が出ているぐらい。ボウルを使うと中心が深くなり、貝が窒息してしまうので、なるべく平らな底のものを使って砂抜きします。
★アサリやハマグリ、ホンビノス貝などお好みの貝を使って下さい。
※詳しい砂抜きのやり方はこちら「あさりの酒蒸しレシピと砂抜き」
ホンビノス貝
外来種となるホンビノス貝ですが、味はハマグリに近く、今では東京湾を中心に定着。元々はアメリカ東海岸全域に生息している貝で、本場アメリカではクラムチャウダーの材料になります。
ハマグリに比べると若干旨味にかけ、肉質も固くなりますが、スーパーなどで比較的安価に流通しているため、使いやすい食材の一つ。
加熱によって固くなりやすいので、下茹で後に一度取り出し、煮込み過ぎないようにすることでおいしいクラムチャウダーに。 砂抜きはハマグリやアサリと同じですが、生息場所によっては細かい泥状の砂を溜めていることがあり、吐かせきれない事があるので、下茹でしたスープをしばらく置いて、砂を沈殿させるといいかと思います。
■貝を下茹でする
・砂抜きした貝をこすり洗いし、鍋に入れる。
・水と白ワインを入れ、貝が開くまで中火で下茹でする。
・貝が開いたらすぐに火を止める。
・貝から身を外しておく。
・貝の茹で汁を別の容器に移しておく。
★砂やゴミが目立つ場合は、網などで簡単に濾しておきます。
■ベーコンを炒める
・鍋にバターを溶かし、ベーコンを入れる。
・ベーコンの脂が出るように弱火でじっくりと炒める。
★焦がさないように注意。
■野菜を炒める
・ベーコンから脂が出てきたら、パセリ以外の野菜を全て入れる。
・玉ねぎが透き通ってくるまで弱火で炒める。
・小麦粉を入れ、野菜にからめるように炒める。
■野菜を煮込む
・小麦粉が全体にからんだら、かき混ぜながら少しづつ貝の茹で汁を入れる。
・野菜がやわらかくなるまで弱火で煮込む。
★茹で汁にゴミや砂が沈殿している場合、静かに注いで沈殿物が入らないようにします。
★沸騰させないように注意。
■クラムチャウダーを仕上げる
・野菜がやわらかくなるまで煮込んだら、牛乳と貝の身肉を入れる。
・煮込みながら味見をし、塩で調整する。
■盛り付ける
・器に盛り、お好みでパセリと胡椒をちらす。
おいしいクラムチャウダ-の出来上がりです。
味付けは塩のみとなりますが、貝とベーコンの旨味で味は抜群。クラッカーやパンを浸しながらいただけば、ちょっとした軽食にもなる具沢山スープです。
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