圧力鍋を使わずに作る、絶品牛すじカレー
牛すじの下処理からくさみのない煮込み方、おいしい牛すじカレーに仕上げるコツまで。圧力鍋を使わず、とろとろになるまで煮込んだ、おいしい牛すじカレーのレシピです。
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■材料 8~10人分
- ・牛すじ肉…300g~
- ・玉ねぎ…大1~2個(中なら2~3個)
- ・ニンジン…1本
- ・ジャガイモ…大2~3個
- ・にんにく…2片
- ・生姜…1片(3~5g)
- ・鷹の爪/一味…適量
- ・市販のカレールー…1/2~2/3箱(6~8皿分)
- ・バター…5g
- ・オリーブオイル…大さじ1
- ・カレー粉…大さじ1~2
- ・小麦粉…大さじ1~2
- ・砂糖…大さじ1
- ・塩…大さじ1
- ・トマトジュース…300ml
- ・赤ワイン…200ml
■牛すじの下ごしらえの材料
- ・ネギの青いところ…1本分
- ・生姜…スライス2~3枚
- ・にんにく…2~3片
- ・酒…200ml
- ・水…1.5リットル
■牛すじの下処理
・牛すじ肉を切らずに、沸騰した湯で1~2分ぐらい下茹でする。
・下茹でが終わったらざっと水で洗い流す。
★すじ肉の量は300g~お好みで。
■牛すじの下ごしらえ
・水で流した牛すじを食べやすい大きさに切る。
・鍋に水と酒、臭み消し用にネギの青いところ、生姜、にんにくを入れる。
・牛すじを入れ、沸くまで強火、沸いたら弱火に落としてアクを取りながら1時間半~2時間煮込む。
★味見をしてお好みのやわらかさになるまで煮込んでください。多くても3時間煮込めばトロトロになります。
※ルーとカレー粉を入れてからも煮込むので、若干固さが残るぐらいで。
■材料の下準備
・玉ねぎをくし切り、ニンジンを乱切り、にんにくをみじん切りにする。
・切ったジャガイモを10分程度水にさらしてアクを抜く。
・鷹の爪と生姜をみじん切りにする。(鷹の爪は一味で代用できます。)
★鷹の爪の量はお好みで。辛味を強めることで、甘味と旨味が引き立ちます。
■具を炒める
・鍋にバターとオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で炒める。
・にんにくの香りが出てきたら、玉ねぎと生姜、鷹の爪を入れる。
・玉ねぎの色が変わってきたら、ニンジンを入れてざっくりと炒める。
★玉ねぎはオニオンペーストになるまで炒める必要はありません。
■具を煮込む
・トマトジュースと赤ワイン、砂糖、塩を入れる。
・牛すじ、牛すじを煮込んだ茹で汁、ジャガイモを入れて30分~1時間、弱火で煮込む。
★煮込み時間はジャガイモに火が通るまでと考えてください。
■カレー粉と小麦粉を炒める/即席のルーを作る
・小麦粉をフライパンで色が変わるまで弱火で炒める。
・カレー粉を入れてざっと火を通す。
・煮込み中のスープを少し加えてよく混ぜ合わせる。
牛すじの旨味を生かす
市販のルーはそれだけでおいしくなるように、しっかりと研究されたもの。牛すじを煮込んだ茹で汁を使うと少ししつこいカレーになってしまいます。
牛すじの旨味を生かしたおいしいカレーにするために、市販のルーとカレー粉を使い、トマトジュースでさっぱりと飽きのこないカレーに。カレールーの分量は1/2~2/3箱(6~8皿分)となっておりますが、まずは即席ルーを入れ、少しづつ市販のカレールーを足して調整していきます。
■ルーを入れて煮込む
・弱火で煮込みながら、作っておいた即席ルーを入れる。
・味見をしながら市販のカレールーを少しづつ入れる。
・弱火で1時間程度煮込む。
・一度冷ますか、一晩寝かせる。
★一晩寝かせることで味が馴染み、旨味が増します。
★市販のルーを減らしているので、とろみが少ないかと思います。とろみがしっかりと付いたカレーにする場合は、即席ルーの量を増やして下さい。
★味見をしながらお好みで塩やウスターソース、ケチャップを足して調整してもいいかと思います。
★ジャガイモが煮崩れそうな時は一度取り出しておきます。
スパイシーなカレーに仕上げる
香辛料のスパイシーな風味は煮込むことで和らぐので、欧風カレーのようなまろやかなカレーではなくスパイシーなカレーに仕上げる時は、煮込み時間が残り10分程度になったらさらに小さじ1~2のカレー粉を加えると、香辛料の香りが際立ったカレーになります。
■盛り付ける
牛すじの旨みが詰まったおいしいカレーの出来上がりです。
左の画像は煮込んで一晩寝かせたもの、右の画像はさらに3時間ほど煮込んで一晩寝かせたもの。
濃厚なとろとろ牛すじカレーもトマトの酸味でさっぱりさせることで、おかわりしたくなるカレーライスに。圧力鍋を使わないため牛すじの下処理と下ごしらえで少し時間がかかりますが、臭みのないおいしいカレーが出来上がります。
※即席ルーを作らず市販のルーだけで作る場合、味が濃くなりますが、トマトジュースの量を増やすとおいしくいただけるかと思います。
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— 主婦A子のレシピ (@kashikoiAko) 2018年10月5日
ちょろっと時間かかるけどな、うなるぐれえうまいカレーができる。https://t.co/XWOiZRSSYR pic.twitter.com/X8kZnTkU1r
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