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こんにちは、主婦A子です。
ときには週刊誌をにぎわすあやしげな主婦A子(仮名)さんも多々おりますが、料理研究家という肩書を持つ、もう少し健全な方の主婦A子です。
まぎらわしいペンネームですいません。
今回の記事は生産農家森とまと様からのご依頼。お題はなんとトマトとさつまいも。
そう、主婦A子のライター記事を読んだことがある方なら気づくかと思いますが、ペヤングとかブタメンとかそういった類いのものではありません。
この記事ではおどろくべきことに、新鮮なお野菜を使います。しかもとびきりおいしいトマトとさつまいも。
背脂からラードを取って、ペヤングを本格中華焼きそばにトランスフォームしたり、豚足を煮込んだスープでマルちゃん正麺を本格ちゃんぽんに魔改造したりしません。
もちろん、カップラーメンの残りスープを使って海南鶏飯を作ったりもせず、この新鮮なトマトとさつまいもを使って、料理研究家らしくおいしい料理を作ってほしいという、清く正しいご依頼をいただいたのであります。
ということで、その心やさしき「森とまと」オーナーの森さんから届いた、箱入りの立派なトマト。
ふだんスーパーの広告をにらみながら購入する、おひとつなんぼのトマトとはすでに見た目からして別物。
神々しいまでのその輝きと手にする重み。そこいらのトマトとは違うんだぜっ、というギラギラしたオーラを放つおいしいトマトなのです。
ざっと森とまと農園を説明すると、トマト栽培に最適な宮崎県北部の門川町で、大玉フルーツトマトやさつまいものほか、最近ではグリーンアスパラガスも栽培している生産農家さん。
土を使わない養液栽培(水耕栽培)で作るトマトは、苗を植えてから翌年まで連続的に収穫する普通のトマトとはちがい、5ヶ月程度で切り上げるため年3回の収穫。
その分、普通のトマトよりも収穫量は減りますが、一般的にスーパーで出回るようなトマトとは違い、ぐんとおいしいトマトに育ちます。
出荷前はていねいに手作業で機械に乗せ、ひとつひとつのトマトを糖度センサーでしっかりとチェック。
甘味に当たり外れのない、おいしいトマトだけがお手元に届くようにシステム化されています。
味の特徴はといえば、甘味はもちろんのこと、ほどよい酸味と後を引く旨味に加え、トマト本来の香りがのこる、トマト好きにはたまらない味わい。
実際に食べてみると、ただただ甘いだけのトマトではなく、さっぱりとした酸味にトマト本来の香りと旨味のバランスが絶妙。
また、ほのかに残るトマトの青くさいような風味。甘いだけにこだわったトマトとはあきらかに違い、これこそ本当のトマトの旨味。
塩やマヨネーズといった生食はもちろん、油とも相性抜群。画像のような簡単に作れる玉ねぎドレッシングのトマトサラダでいただいたり、ざっと油をからめるような料理にも◎と、サラダによし、調理によしといった、おいしいトマトです。
そんな旨味ばっちりのおいしいトマトを使って、主婦A子のレシピによるオリジナルレシピを。
トマトの旨味を味わうために、フレッシュトマトがごろごろとした、おいしいミートソースを作ろうと思います。
材料は画像のように、森とまとさんのおいしいトマトにベーコン、玉ねぎ、にんじん、生姜、にんにく、おこのみでパセリ。
このほかにひき肉を300g。これで4~5人分になります。
オリーブオイルはたっぷりと、にんにくを弱火で炒め、香りが出たらベーコンを投入。
このベーコンは具材ではなく、旨味の元となる素材。
じっくりと炒めたベーコンからにじみ出る脂は、旨味の塊のようなもの。
コンソメなどの作られた旨味ではなく、ベーコンの自然な旨味を加えることで、よりトマトのおいしさを引き立たせます。
ひき肉は合いびき肉、牛ひき肉をおこのみで。
ひき肉と生姜を加えたらざっと塩こしょうをふり、ぽろぽろになるまでしっかりと炒めます。
ひき肉をぽろぽろになるまで炒めたら、残りの玉ねぎとにんじんを加えてさらに炒め、たっぷりの赤ワインとトマトジュース、隠し味となる醤油と砂糖をプラス。
水を使わず、野菜から出る水分と赤ワイン、トマトジュースで煮込むことで、旨味の凝縮したミートソースに仕上がります。
このままでも十分おいしいミートソースになりますが、おおめのオリーブオイルにベーコン、ひき肉と、ややこってりとしたボロネーゼのような仕上がり。
このこってりとしたミートソースにフレッシュなトマトを加えることで、後味のさっぱりとした、よりおいしいミートソースに。
使用するトマトはたっぷりと3個。
くし切りをさらに半分に切り分け、トマトがごろごろとしたミートソースを作ります。
ミートソースにトマトを加えたら、ざっとソースをからめる程度に。
手間ひまをかけて育てた、森とまとさんのおいしいトマト。煮込むのではなく、しっかりと食感を残すことで、よりトマトの旨味を味わえる、おいしいミートソースに仕上げます。
ゆでたスパゲティにソースをからめ、お皿に盛り付ければできあがり。
おこのみでパセリやパルメザンチーズをちらしていただきます。
味はどうかと聞かれれば、こってりとした旨味のミートソースに、後味さっぱりのフレッシュトマトが相性抜群。
甘いだけでなく、ほどよい酸味とトマトの旨味がつまった、森とまとさんのトマトだからこそ、ぐんとおいしいフレッシュトマトのミートソースに。
トマト好きにこそ食べてほしい、トマトを味わうおいしいミートソースのレシピが完成しました。
分量や調理工程など、くわしいレシピは森とまとさんの直営ネットショップにも掲載。
お次は、おなじく森とまと農園で生産する、さつまいもを使ったレシピです。
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