そばめし

そばめしのレシピ

ちょっとしたコツで鉄板焼きのような香ばしいそばめしに。ごはんがベチャベチャとせず、パラッと焼きあがる裏技からソースを使ったおいしい味付けまで。家庭で作れる、簡単でおいしいそばめしのレシピです。

レシピをざっくりと言うと

1. 1.ひき肉と麺を炒め、ごはんと混ぜておく。
2. 2.キャベツと玉ねぎを炒め、混ぜておいたごはんを加える。
3. 3.強火で炒めながら、調味料を混ぜ合わせたそばめしのたれを加えて味を調える。

■材料 2人分

• ･中華蒸し麺(焼きそば用)…1玉
• ･ごはん…丼一杯分(250gぐらい)
• ･豚ひき肉、または合い挽き肉…100g
• ･キャベツ…葉2枚
• ･玉ねぎ…1/4個
• ･サラダ油…大さじ1
• ･酒…大さじ1/2
• ･塩こしょう…適量
• ･紅しょうが(お好みで)…適量
• ･青のり(お好みで)…適量

■そばめしのたれ

• ･ウスター、または中濃ソース…大さじ2
• ･醤油…小さじ2
• ･トマトケチャップ…小さじ1
• ･和風だしの素(ほんだしなど)…小さじ1/2

調理時間：18分

カロリー：582kcal/1人分

■材料を切り分ける

・キャベツを食べやすい大きさにざく切り、玉ねぎをみじん切りにする。

・中華蒸し麺を3～4cm角に切り分ける。(※右画像を参照)

■そばめしのたれを作る

・小皿にウスターソース(または中濃ソース)と醤油、トマトケチャップ、和風だしの素を入れ、よく混ぜ合わせておく。

★調味料をすべて混ぜ合わせ、そばめしのたれを作っておくことで、調理をより簡単にします。

･ウスター、または中濃ソース…大さじ2  ･醤油…小さじ2  ･トマトケチャップ…小さじ1  ･和風だしの素(ほんだしなど)…小さじ1/2

■ひき肉を炒める

・フライパンに油大さじ1を入れ、中火で熱する。

・ひき肉を入れ、軽く塩こしょうをして炒める。

★ひき肉がぽろぽろになるまでしっかりと炒めます。

※塩をふりすぎないように注意。

■中華蒸し麺を炒める

・火加減は中火のまま、中華蒸し麺を入れる。

・酒大さじ1/2を加え、麺をほぐすように炒める。

★少しほぐれにくいかと思いますが、木べらなどで崩しながらしっかりとほぐれるまで炒めます。

※フライパンは洗わず、そのまま最後まで使います。

■ごはんと混ぜ合わせる

・ボウルにごはんを入れ、常温にしておく。

・炒めたひき肉と中華蒸し麺を油ごと加え、米一粒一粒に油がコーティングされるように、しっかりと混ぜておく。

★炊きたてのごはんを使う場合は、あらかじめ常温まで冷ましてください。同じように冷蔵庫で冷えている残りごはんを使う場合は、ボウルに入れて室温に戻しておきます。

パラッとしたそばめしに仕上げる裏技

ごはんを炒める前に油をコーティングすることで、べちゃっとせずパラパラとした仕上がりのそばめしに。

ごはんがベチャつく、鍋肌にこびりつくといった失敗はこの裏技で解消。米一粒一粒が油をまとっているので、炒める際フライパンに焦げ付いてしまうといったこともなく、ご家庭のガスコンロで普通に炒めるだけで、パラっとした焼き上がりのそばめしが簡単に作れます。

■キャベツと玉ねぎを炒める

・ひき肉と中華蒸し麺を炒めたフライパンを再度中火で熱し、キャベツと玉ねぎを炒める。

★玉ねぎが透き通ってきたら次の工程に。

■混ぜ合わせたごはんを炒める

・火加減は中火のまま、玉ねぎが透き通ってきたら混ぜ合わせたごはんを入れる。

・かき混ぜながら3～4分炒める。

・火加減を強火に上げ、そばめしのたれを加える。

・かき混ぜながらたれの水気を飛ばすように2～3分炒める。

★火加減を強火に上げたら、軽く焼き目を付けるように時々ごはんを押し付けながら炒めると、香ばしい香りが付いて、よりおいしいそばめしに仕上がります。

鉄板で焼いたようなそばめしに

お店の鉄板で焼いたような香りをつける時は、炒めながらごく少量のインスタントコーヒーを加えると◎。

入れ過ぎは絶対に禁物になりますが、小さじ1/4程度のインスタントコーヒーを加えると、焼きたての香りと程よい苦味が付き、鉄板焼屋さんでいただくようなそばめしに。

インスタントコーヒーによる作られた香りと苦味になるのでお好みにはなりますが、一度試してみてもおもしろいかと思います。

※絶対に入れ過ぎないように注意。またインスタントコーヒーの種類にもよるので、少量づつ加えて適宜調整して下さい。

■盛り付ける

・皿に盛り付け、お好みで紅しょうがや青のりをちらす。

そばめしの出来上がりです。

あらかじめ炒めたひき肉と麺にごはんを混ぜておくことで、ベチャついたり焦げつくこともなく、パラッとした焼き上がりのおいしいそばめしに。

調味料を混ぜ合わせたそばめしのたれでいっぺんに味付けするので、炒めながらあわてることもなく、手順を追えば簡単においしいそばめしが出来上がります。

※冷めたそばめしを温め直したり、お弁当には入れないように注意。油が強いので、出来上がったらすぐにいただくようにして下さい。