おいしい卵あんかけチャーハンのレシピ
裏技レシピでごはんはパラパラ、火加減を調整すればふわふわ卵のあんかけに。
具はシンプルに卵とカニカマ、ネギだけ。ちょっとしたコツで簡単に作れる、おいしい卵あんかけチャーハンのレシピです。
レシピをざっくりと言うと
生米を鶏皮の脂で炒めてから炊く、パラパラチャーハンの裏技レシピを応用。
水と調味料、水溶き片栗粉を合わせ、溶き卵を入れて卵あんに。ごはんと具を炒めてチャーハンを作ったら、卵あんをかけて出来上がり。
チャーハンの具はカニカマと長ネギのみ。シンプルなチャーハンになりますが、卵の旨味とふわふわトロトロの食感を味わえる、おいしいチャーハンに仕上がります。
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■材料 1.5~2人分
- ・米…1合
- ・鶏皮…20g
- ・ごま油…小さじ1
- ・鶏ガラスープの素…小さじ1
- ・水…180cc
- ・カニかまぼこ…2本
- ・長ネギ…3cm
- ・サラダ油…大さじ1
- ・醤油…適量
- ・塩こしょう…適量
- ・万能ねぎ…適量
■あんの材料
- ・水…300cc
- ・卵…2個
- ・鶏がらスープの素…小さじ1
- ・生姜…薄切り1枚
- ・酒…大さじ1
- ・醤油…小さじ1
- ・オイスターソース…大さじ1/2
- ・みりん…大さじ1/2
- ・塩…小さじ1/2弱
- ・片栗粉(水溶き片栗粉用)…大さじ2
- ・水(水溶き片栗粉用)…大さじ2
■鶏皮を切り分ける
・鶏皮20gをみじん切りにする。
★鶏皮の裏についている脂肪も取り除かずにそのまま使います。(中画像)
※鶏皮が無い場合は省略可。代わりにサラダ油大さじ1を代用します。
■鶏皮を炒める
・フライパンにごま油小さじ1と鶏皮を入れる。
・ごく弱火で脂(チー油)がにじみ出るようにじっくりと炒める。
★鶏皮20gで大さじ1弱程度の脂に(ごま油と合わせて)。鶏皮が色づき、ある程度カリッとするまで炒めます。
鶏皮の脂(チー油)でおいしいチャーハンに
サラダ油でごはんを炒めてもパラパラのチャーハンに仕上がりますが、鶏皮の脂を使うことでさらに旨味のあるおいしいチャーハンに。
中華料理屋さんが作るおいしいチャーハンの秘密はラード。豚の脂であるラード使うことで旨味とコクのあるお店の味に仕上がりますが、レシピではご家庭でも簡単お手軽に作れるように、鶏皮から出るチー油(鶏油)を使用。
チー油を使うことで旨味とコクが増し、よりおいしいチャーハンに仕上がります。
■生米を炒める
・チー油が出たら火加減を中火に上げ、米1合を入れる。
・かき混ぜながら1~2分ほど炒める。
★無洗米も普通米も、米は洗わずにそのまま炒めます。
生米を炒めることでパラパラの炊きあがりに
炒めることで米一粒一粒に油がコーティングされ、ごはんは炊きあがりからすでにパラパラ。冷めてもダマになるといったことがないので、炒める際にお玉で潰すといった作業もなく、簡単にパラパラのチャーハンになります。
※詳しくは下記、パラパラチャーハンのレシピに掲載しております。
パラパラのチャーハンにするため、お米の炊き方からひと工夫。簡単にパラパラチャーハンが作れる裏技レシピです。…
■炒めた米を炊く
・水180ccに鶏がらスープの素小さじ1を溶かし入れる。
・炊飯器の内釜に炒めた米を入れる。
・鶏がらスープの素を溶かした水を注ぎ、炊飯器で炊く。(時間外)
★鶏皮もそのまま入れて炊きます。
★ごはんに下味を付けることで、米自体に旨味のあるおいしいチャーハンに仕上がります。
水の分量
水の分量は180cc。米1合に対して基本は200ccとなりますが、チャーハン用に少なめの水加減で。
米1合のカップが180ccとなるので、量りがない場合は米のカップすりきり一杯の水を注ぐと、ちょうどよい水の分量になります。
■卵あんの下ごしらえ
・生姜(薄切り1枚)を千切りにする。
・卵2個を溶いておく。
・水大さじ2と片栗粉大さじ2を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作っておく。
■あんを作る
・鍋に千切り生姜と水、鶏がらスープの素、酒、醤油、オイスターソース、みりん、塩を入れ、強火で煮る。
・沸いてきたら水溶き片栗粉を少量づつ加え、とろみを付ける。
★水溶き片栗粉は少量づつ。全量使うと少しとろみが強いので、若干残るぐらいでちょうどよいとろみ具合になるかと思います。
・水…300cc ・鶏がらスープの素…小さじ1 ・酒…大さじ1 ・醤油…小さじ1 ・オイスターソース…大さじ1/2 ・みりん…大さじ1/2 ・塩…小さじ1/2弱
■溶き卵を加える
・火加減を強火のまま、あんが沸いている状態を保つ。
・溶き卵を少量づつ細くたらす。
ふわふわ卵のコツ
とろみの付いたあんがしっかりと沸いている状態で溶き卵をたらすのが、ふわふわ卵に仕上げるコツ。
卵とじうどんのように、高い位置からたらすと鍋底に張り付くので注意。高さを出さずに少しづつ細く注ぐようにたらすと、ふわふわの卵に仕上がります。
■炊いたごはんを混ぜる
・ごはんが炊けたらすぐに蓋を開け、内釜ごと取り出してざっとごはんをかき混ぜる。
★炊きあがってから放置しないように注意。蓋についた水蒸気が水滴になって落ち、ごはんがベチャつきます。
★ごはんは取り出した内釜に入れたまま、冷めすぎないようにします。※内釜を炊飯器に入れっぱなしにはしないようにして下さい。
パラパラの炊きあがりに
炊き上がったごはんは、しゃもじからこぼれてしまうほどパラパラに。
卵を混ぜたりマヨネーズを混ぜたりといったパラパラチャーハンのコツもありますが、炊き上がりからすでにパラパラなので、炒める際に慌てることもなく、普通に炒めるだけでしっかりとパラパラのチャーハンになります。
■材料を切り分ける
・カニカマと長ネギをみじん切りにする。
・万能ねぎを小口切りにする。
■ごはんを炒める
・中華鍋、またはフライパンにサラダ油大さじ1を入れ、中火で熱する。
・ごはんを入れ、かき混ぜながらざっと炒める。
★パラパラチャーハンやレタスチャーハンのように溶き卵を入れていないので、長く炒めると粘りが出て焦げ付きやすくなります。しっかりと中火で油をなじませ、短時間で手早く炒めるようにして下さい。
■チャーハンを仕上げる
・カニカマと長ネギを加え、混ぜながらざっと炒める。
・強火に上げ、鍋肌から醤油を回し入れる。
・かき混ぜながら味見をし、塩こしょうで調える。
★醤油を入れる際は強火で。じゅわっと醤油が焦げ付くように鍋肌から入れることで、香ばしい香りがつきます。(画像は中華鍋になりますが、フライパンの場合はごはんを避け、空いたスペースに醤油を垂らして下さい。)
★塩の量はお好みになりますが、レシピのチャーハンでは小さじ1/4の塩を使っています。
■盛り付ける
・皿にチャーハンを盛り付け、卵あんをかける。
・小口切りにした万能ねぎをちらす。
卵あんかけチャーハンの出来上がりです。
シンプルな具材でも、卵の旨味とふわふわトロトロの食感でしっかりと満足のできるおいしいチャーハンに。ごはんの焦げ付きが心配な時は卵をもうひとつ追加し、パラパラチャーハンやレタスチャーハンのように溶き卵とごはんを一緒に炒めると、失敗のなくパラパラチャーハンの卵あんかけに仕上がります。
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具を炒めたらあとは炊飯器で炊くだけ。生米もバターで炒めておけば、ふんわりぱらっとした炊き上がりに。ベチャッとしない、おい…
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