旬のお野菜ページです。今が美味しいお野菜情報、「さつまいも(薩摩芋)」 |
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旬のお野菜のお話
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「さつまいも/さつま芋(薩摩芋)」
■分類: ヒルガオ科サツマイモ属の植物の根 ■産地: 全国生産量の四割が鹿児島県。次いで茨城、千葉。 ■旬: 9月~2月 ■栄養: ビタミンC,カリウム,食物繊維,ヤラピンなど ■食べ方: スイートポテトや大学芋、煮物や味噌汁、ポタージュなど。 ■選び方: 色鮮やかでヒゲが少なく、丸みのあるもの。 ■保存方法: 冷蔵庫は低温障害がでるので13~16℃で保存。18℃以上になると発芽する。 収穫は8月から11月、収穫後に2~3か月寝かせると甘みが増すため、旬は9月から翌2月となる。 ■寝かせると甘くなる いも掘り遠足やふかし芋のおやつなど、昭和生まれの主婦A子には子供の頃の記憶が多いさつまいも。 大人になってからはあまり食べたおぼえがなかったのですが、 チビを産んでから離乳食でよく使うようになり、今ではスーパーで見かけると購入するようになりました。 さつまいもは9~11月までが収穫時期となりますが、カボチャのように寝かせると甘みが増すので、 収穫後2~3カ月貯蔵して寝かせ、年の明けた2月ごろまで美味しく食べることが出来ます。 原産は中南米で日本には中国(唐)から宮古島、琉球、九州と伝わってきました。 中国(唐)から来たお芋と言う事で、九州では唐芋と呼ばれたりもするそうです。 本州では天保の大飢饉の時に知られるようになり、 薩摩藩から伝わったお芋なので薩摩芋(さつまいも)と呼ばれるようになったそうです。 繁殖能力が高く痩せた土地でもよく育つため、江戸時代から飢饉対策として各地で栽培されるようになった さつまいもですが、比較的温暖な地域に適しているため、東北地方や北海道などではあまり作られていません。 ■全国生産量は鹿児島が1位 今でも鹿児島ではよく栽培されていて全国の4割を占めてます。 さつまいもは芋焼酎の原料になりますが、芋焼酎の生産が多いのはやっぱり鹿児島などの南九州です。 ■加熱で甘みが増す さつまいもは60℃程度で長時間加熱するとデンプンを糖に変える酵素が働いて甘みが増します。 大分の別府温泉に行った時、温泉に入る前に温泉の蒸気で蒸す地獄蒸しというのをやったのですが、 この時蒸したさつまいもがびっくりするぐらい甘くて美味しかったのを憶えています。 卵や他のお野菜も蒸したのですが、この時のさつまいもは絶品、蒸気の温度がちょうどよかったのかも知れません。 ■おやつにもおかずにも スイートポテトや大学芋、ふかし芋などおやつに最適なさつまいも。 甘いのでなかなかおかずにはなりにくいのかな~と思ってしまいますが、 煮物にしておかずを一品増やしたり、具だくさんおみそ汁やとん汁の具、 ポタージュスープやポテトサラダなどなど、結構使い勝手がよかったりします。 ■さつまいもの保存 さつまいもはひと月程度なら保存が出来ます。 寒いところは苦手なので冷蔵庫には入れず、新聞紙にくるんだり段ボールに入れたりして暗所に保存。 保存するには13~16℃適温、18℃を超えると発芽してしまうそうです。 ■豊富な栄養素 栄養は、豊富な食物繊維や塩分を排出してくれるカリウム、 ジャガイモと同じように、熱を加えてもデンプンが守り壊れないビタミンCがあります。 ビタミンCはリンゴの7倍、ミカンに匹敵するほどです。 他にも、さつまいもにしか含まれない栄養素でヤラピンという成分があります。 ヤラピンには腸のぜん動運動を活発にして便を柔らかくする効果があり、 ジャガイモより多い食物繊維との相乗効果で、便秘解消に働きかけてくれます。 美味しくて健康にもよいさつまいも、旬の美味しい時こそ食べたい食品です♪
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サイト管理人、主婦A子
神奈川県茅ヶ崎市在住。夫と4歳になる長男の三人家族。DTP及びWEBデザイナー時代のスキルを生かし、2014年よりレシピを中心としたオリジナルサイト「主婦のミカタ」を運営…続きはこちら >