旬のお魚ページです。今が美味しいお魚情報、旬のお魚 サバ(鯖) |
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旬のお魚のお話
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旬のお魚 サバ(鯖)
■分類: スズキ目 サバ科 ■産地: 日本各地 ■旬: 10月~2月 ■栄養: 不飽和脂肪酸DHA・EPAが豊富、他ビタミンB・Dなど。 ■食べ方: 塩焼き、煮つけ、〆サバ、刺身 ■選び方: 黒目がはっきりとして張りのあるもの 新鮮なものは刺身でも食べられるが鮮度落ちが早い。 輸入物の魚は敬遠されがちだが、ノルウェー産のサバは脂の乗りがよく美味。 ■真サバとゴマサバ 秋になり冬も近づいて来た頃になると脂が乗って美味しくなるのがサバ。 サンマにカツオにサバにと、脂が乗って美味しくなる秋の魚の代表です。 晩秋から脂が乗って美味しくなるのは真鯖/マサバ。 10~11月の真鯖を「秋サバ」、12月から2月までの真サバを「寒サバ」と言います。 夏が旬とされるゴマサバは特に夏が美味しいわけでは無く、年間を通じて味はそれほど変わりません。 真サバの味が落ちる春から夏に漁獲量が増えるので、夏が旬とされているようです。 脂の乗りが悪いので味が真サバより落ちると言われますが、有名な高知の「清水サバ」はゴマサバ。 釣り上げたゴマサバを生簀に入れて、生きたまま漁港に届くので新鮮で美味しいそうです。 ■ブランド鯖 「清水サバ」はゴマサバですが、「関さば」や「松輪サバ」は真サバ。 ブランド鯖で有名な関サバは一匹五千円とか恐ろしい金額を見ますが、元々はお安い大衆魚。 1988年の関サバ買取り額が一匹200円程度、それが1992年には一匹1.500円まで跳ね上がり、現在に至るようです。 マルハさんから一缶五千円の関サバの缶詰が売られていますが、 たとえ頂きものだとしても、もったいなくて缶を開けることすら出来ないかな… ■食べ方の違い サバは地域性の高い食べ方も多く、福井県のサバを糠漬けにした保存食「へしこ」や、 サバのあらと身を昆布と大根で煮た船場汁、近畿から中国地方、京都の鯖街道で有名な鯖寿司があります。 生食は関東では主に〆サバになりますが、北九州などでは刺身や胡麻鯖(醤油とみりん、胡麻で和えたもの)で食されます。 サバを食べることでアレルギー反応を起こす方もいますが、 これは鮮度が落ちることによってアレルギー反応を起こすヒスタミンが増えたため。 サバの生き腐れと言われるぐらい鮮度落ちの早い魚なので、新鮮なうちに調理しましょう。 ■サバの栄養価 サバにはビタミンB・Dやカルシウムが含まれ、脂には青魚にある不飽和脂肪酸DHAやEPAが豊富。 DHAやEPAは血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、生活習慣病の予防もしてくれます。 ゴマサバに比べると少しお高い真鯖ですが、それでも主婦には心強い大衆魚。 美味しく食べられて生活習慣病も防いでくれる真サバは、やっぱり冬の脂が乗った旬に食べるのが一番です。
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サイト管理人、主婦A子
神奈川県茅ヶ崎市在住。夫と4歳になる長男の三人家族。DTP及びWEBデザイナー時代のスキルを生かし、2014年よりレシピを中心としたオリジナルサイト「主婦のミカタ」を運営…続きはこちら >