2019/04/28
おはようございます。
ここ最近、ダッチオーブンを普段使いしているのかい?といったメールを頂戴することが多々ありますが、我が家ではお察しの通り普段使い。
キャンプなどで年に数度しか使わない男子には奇異の目で見られることもありますが、煮込み料理からローストチキンまで、ダッチオーブンを普通の鍋と同じように使っております。
メールにはメンテなど面倒ではないかい?との質問も必ずといっていいほど入っておりますが、使い始めて10年以上経つということで、今さら面倒とも思わず。
またおなじく、レシピページの調理工程画像でちょこちょこと登場する鉄鍋や鉄フライパンも普段使いとなれば、もはやこのアイアンシリーズが平常運転となるため、当たり前の日常。
使い始めこそはきっちりとメンテしておりましたが、今では焦げ付きもなく錆びることなど皆無。たま~に油をちょちょいと塗っている程度でございます。
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普段使いのダッチオーブン
ダッチオーブンで作った料理は美味しいと聞くこともあるかと思いますが、年に数度しか使わないといった状況では、いくらシーズニングをしようとも鉄臭さが微かに残り、料理も選ぶことになるかと。
我が家のダッチオーブンも使い始めの数ヶ月は鉄臭さが多少残っておりましたが、毎日のように使っているうちに皮膜が張り、今ではクリームシチューなどを作っても全く問題なし。
購入後すぐに使えるル・クルーゼやストウブと違い、焦げ付きも無く錆びることも無いといった状態まで育てるにはものすげえ長期計画になりますが、経験値を積んだダッチオーブンはもはや無敵。使えば使うほど成長する頼もしい相棒でございます。
錆びる原因となるので鉄鍋にトマト料理は向かないと言われますが、継続的なメンテと毎日のように使うことでしっかりと酸化皮膜の張ったダッチオーブンは錆知らず。
ミートソースを作っても面倒な時は一晩二晩入れっぱなしにしておりますが、全く錆びることはなく、冬場などは灯油ストーブの上でことこと煮込まれ続けております。
※かなり使い込まれたダッチオーブンの場合になります。錆びると台無しになるので通常は長くても一晩程度で他の保存容器に移したほうがいいかと。
分厚い鉄なので保温力は抜群。一度煮込んだら長時間温度を保ってくれます。
この保温力が豚の角煮などの長時間煮込むような料理にかなり便利。火を止めたあともじっくりと煮込み続けてくれるので、味がしっかりとしみ込んだ美味しい煮物に。
かなり長時間熱々なので、一度温めたダッチオーブンは寒い時期の台所を温めてくれる暖房代わりにも。まぁ夏場はやべえ事になりますが。
なんといっても見た目が派手なのは丸鶏のローストチキン。
これも自宅で出来るのか?という質問をいただきますが、焦げ目が要らなければ簡単、焦げ目をつける場合は場所の確保か気合が必要といったところ。
焦げ目をつけるには蓋の上にも炭を置かねばならんのですが、台所で作る場合、爆跳(炭が爆ぜること)するとガスコンロ周り及び台所が飛び散った炭だらけに。
中にはちょいと火の付いたものもあるので、床を焦がしたり裸足で踏んで大変なことになるというかなんというか。
ガスコンロの下火だけでも十分美味しいローストチキンになりますが、焦げ目をつける場合はやっぱり庭やベランダなどで、携帯カセットコンロの下火と炭を蓋に乗せた上火で焼くことをおすすめ。
しっかりと炭を温め水分を飛ばし、爆跳を防ぐことも可能ですが、安価な炭では臭いがこもり、匂いを防ぐには備長炭となると、たかが上火にそれもないかと。
ダッチオーブンの使い方は普通の鍋と全く同じ。難しいことは何もなく、毎日のように使いこなされたダッチオーブンは一生の相棒といったところ。
重いこととメンテナンスがデメリットになるかと思いますが、メンテは前述の通り最初の一年ぐらいしっかりとやれば、あとはたまに気が向いた時で大丈夫。
逆にコーティングされた鍋やフライパンと違い、盛大に錆びようが壊滅的に焦がそうが、どんなに乱雑に扱っても必ず復活させることが可能。
ダイナマイトでも使って爆破しない限り、ぶっ壊れることはないんじゃねえかというぐらい丈夫。重いのは保温力を高めるためには致し方なし。使っているうちに慣れちまうから我慢しなされといったところでございます。
どうも野郎のための遊び道具といったイメージが強いダッチオーブンですが、主婦に使わせた方が有益なのではないかというのが持論。
主婦だって炭ぐらい熾せるし、ダッチオーブンだって使いこなせるんだぜっ
レシピはこちら |
「クリームシチューのレシピ」 |
「簡単ミートソースのレシピ」 |
「とろとろ豚の角煮レシピ」 |
「丸鶏のローストチキン/鶏の丸焼き」 |
「鉄鍋、鉄フライパンの使い方とお手入れ」 |
ではでは、本日も張り切って主婦業に励みたいと思います。