kp41病からの生還、けろっと解決!

おはようございます。

ひと月ほど前からPCの調子が非常に悪く、突然の再起動、いきなりのブルースクリーン、頻発するフリーズなどなど、日に日に症状が悪化し、きわめつけは10分おきにフリーズと、まったくもってPC作業が困難な状況に。

いわゆるKP41病という症状でございますが、今まではほっとくと気付けば治ってる～な感じで、それほど危機感もなくやり過ごせたものの、今回のフリーズ祭りはもう手に負えず。

このままではどうにもならぬということで、本腰入れて対処してみたところ、ケロッと治ったというかなんというか。一週間を過ぎてもまったく症状は現れず、こりゃあ完治したかよと喜んでいる次第でございます。

我が暗黒サイト及びブログの読者層を見れば、KP41病なんて言っても聞いたこともないという方がほとんどかと思いますが、まあつまりは前述の”突然の再起動”、”絶望のブルースクリーン”、”鬼の連続フリーズ”のほか、スリープから復帰しねえといったPCの病。

調べてみればKernel-Power41という重大な問題があるんだよ、ってな感じの状況をKP41病なんて言ったりするのでございます。

 
原因の特定が難しく、またPCそれぞれで対策が違ったりもするので、んまあ～様々な対処法がございますが、困っている方々はどうやったら治ったのかを知りたい！、最終的にあなたはそれで本当に治ったのか?と問いたい！、といったところが本音ではないかと。

そんなところで一時ダークサイドに落ちかけた我が暗黒PCはこうやったら解決したよ、ということをブログネタに。

pcはwindows7から10にアップデートした7年物のポンコツであります。

KP41病の調べ方

突然の再起動、いきなりのブルースクリーン、頻発するフリーズなどの症状が出たら、まずはイベントビューアーで何が問題なのかと確認を。

windowsマークのスタートボタンを右クリック、画像のようにイベントビューアーへと進みます。

データの読み取りに少し時間がかかるかと思いますが、読み取りが終わると真ん中のウィンドウ”イベントの種類”に「重大」とか「エラー」とかあまり印象の良くない言葉が並ぶので、重大の+マークをクリック。

そこに「41 Kernel-Power システム」とあったらそれがいわゆるKP41病。一概にもこれが出たから全部KP41病というわけではないようですが、んまぁKP41病を疑った方がよいかと。

「41 Kernel-Power システム」と出たら、右のウィンドウ「重大」の下に「このイベントのすべてのインスタンスを表示」が出るのでクリックします。

並ぶ「Kernel-Power 41」の先頭に日付と時間があるのでチェック。突然の再起動やブルースクリーン、フリーズした時間が一致していれば、それが原因不明のKP41病でございます。

KP41病の症状

直前までの症状を記載しておきます。

■最初の兆し

・突然の再起動
  半年ほど前から2～3ヶ月に一度ぐらい。ブルースクリーンになったのは1～2回。
・フリーズ
 win10にアップデートしてから1周間に1度ぐらいの頻度。（windows7から）

■最近の症状

・突然の再起動
  ひと月ほど前から再起動+ブルースクリーンが一日に一度、対処当日は20～30分おきに再起動。
・フリーズ
  ここ2～3ヶ月で頻繁にフリーズするようになり、対処する直前は1時間に十回近くの鬼フリーズ。

★気になったところ

・再起動、フリーズ共にハードディスクがうなっていることが多かった。
・「フリーズ」→「強制終了」→「電源ボタンで起動」と復旧すると、”更新プログラムを構成しています”となることが多かった。
・対処当日の再起動時、ハードディスクがうなったまま再起動しないこと多数。

試してみたkp41病の対策

専門的なことは一切せず、簡単に出来る対策をすべて試してみました。

・高速スタートアップの解除
・Windows側の省電力設定を無効
  「バランス」を「パフォーマンス」に変更、最小のプロセッサの状態を100％にするなど。

・タコ足配線をやめる。
・PCの放電

以上の対策の結果

まったく効果なし…
PCの放電のみ、うなったまま再起動しないといった時に有効。ただししばらくするとまたフリーズ、または再起動。

 
以上、このような感じで回復の見込みがなく、最終的に物理的作業に入ります。

pc内部の掃除、メモリの抜き差し。kp41病回復!

あれやこれやと対策を講じましたが、けっきょくのところまったく効果なし。

対策を掲載しているサイトをかなり見ましたが、「これで治ったよ」と言い切っているところは少なく、最後は原因不明だからこれでも治らんかも知れないよ、みたいな投げっぱなしジャーマンなところも多数。

 
もう寿命だしな、と半ばあきらめつつ、最後にずっとやろうと思っていたpc内部の大掃除を決行することに。

pcケースのはずし方が分からんと躊躇しておりましたが、メーカーサイトに取説のpdfを見つけて閲覧したところ、しっかりと掲載されており、やり方もビス2本を外せば良いだけと簡単。

これで治れば儲けもん、と頑張ってみましたが、それでもやっぱり撃沈。pc自体は静かになり、スピードも体感できるほど早くはなりましたが、突然の再起動とフリーズは治らず…

 
 
最後の最後、pcの内部清掃を検索していた時に偶然見つけた、「メモリの抜き差しで起動しなくなったpcが治った」というブログを思い出し、試しにやってみたところ、そう、まさかのこのメモリの抜き差しで改善されたのでござる。

kp41病とメモリの抜き差しを関連付けるサイトは少なく、なかなかヒットしない関連キーワードでありましたが、まさかまさかのメモリ抜き差しで完治。kp41病で困っている方、色々やったけどダメだった方、もしもメモリの抜き差しを試していないようでしたら、一度やって見る価値はあるかと。

高速スタートアップの解除や省電力設定を無効などなど、pcをよく知る賢人たちの対策ももちろんでございますが、それでもダメといった方、我がポンコツpcはこれで暗黒面から生還しましたよ、とお伝えしておきます。

 
 
ではでは、本日も張り切って主婦業に励みたいと思います。